次々にお金を要求され、被害は高額に!
 
○○会社を名のる者から電話があり、「あなたには△△老人ホームの入居権を購入できる権利があります。この購入の権利はあなたのお住まいの地域限定のものです。もし購入しないのであれば、あなたの名前を使わせてほしい。ご迷惑はおかけしません」などと言って、名義を貸してほしいと求めてきます。あらかじめ自宅にカタログなどを送り付けてくる場合もあります。
 

「名義を貸してほしい」は、詐欺!

おかしな話には応じず、きっぱり断ること。また、うまい話や儲け話の電話には絶対に乗らないこと。

 
 
 
その後、名義貸しをはっきりと承諾した覚えがなくても、前とは別の □□会社の社員を名のる者から電話があり、「名義を貸したのであれば犯罪になります。名義貸しは違法です。金融庁に知られるとインサイダー取引として裁判になり、警察にも逮捕されます」などと言われ、元の ○○会社を名のる者に電話すると、弁護士を名のる者が出て「今であれば解約の手続きができますが、犯罪にならないようにするためには、あなたの名前で取引の実績を作っておく必要があります。その手続き代金として 百万円を宅配便で送ってください。送ってもらったお金は後で全額返還します」などと言って、被害者を困惑させ現金を送らせようとします。
 

「名義貸しは違法です」「裁判になる」「警察に逮捕される」は、詐欺!

「裁判になる」「警察に逮捕される」などと様々な脅し文句を言ってきます。 1人で悩まず、慌てずに家族や相談機関に電話し、相談しましょう。

 
 
 
「名義貸しは犯罪になる」とだまされた被害者は、犯人の指示どおりに現金を送ることになりますが、その送り先については、首都圏のマンションの一室で個人名(偽名)宛ての場合が多くなっています。また、犯人は、宅配便で現金を送ることができないことや、宅配営業所やコンビニの窓口で声掛けされることなどから、被害者には、「現金は、段ボール箱に入れ、送り状には[食品][衣類][お菓子]などと書くように」などと言って、別の品物と偽って現金を送らせようとします。
 

「宅配便でお金を送れ」は、詐欺!

宅配便でお金を送ってはいけません。そのように言われたら間違いなく詐欺です。

 

詐欺被害にあわないよう、下記をチェック!