−子どもの安全−

子どもの犯罪被害防止
(1)誘拐・連れ去り
誘拐や連れ去りから子どもを守るには、親が子どもから目を離さないのが原則ですが、四六時中見守っているというのは現実的ではありません。そこで、地域の大人たちが協力して防犯に努めることが大切です。通学路の安全を確認し、登下校時のパトロールをするなどの協力も地域で行いましょう。
また普段から防犯ブザーやホイッスルなどの防犯機器を持たせておくことも大切です。そして下記の「五つの約束」を教えておきましょう。
(2)いじめ
子どもをいじめから守るには、子どもの微妙な変化を見逃さないことです。身体にアザがあったり、持ち物が紛失していたり・・・。大きな変化は、言葉や態度になってあらわれます。助けを求めるサインを見逃さないようにしましょう。そして、どんなことがあっても、子どもを守ることを約束し、強い信頼関係を築くことです。地域の子どもにも自分の子どものように見守るという大人の姿勢を見せることが大切です。
(3)薬物乱用防止
覚せい剤や大麻、合成薬物「MDMA」などを中高生などがその有害性や危険性を認識しないまま、乱用するケースが見られます。薬物の有害性を徹底的に理解させ、もし友達に誘われたとしてもきっぱり断る勇気を持とうと教えましょう。
(4)児童虐待
保護者が子どもに対して、身体的・心理的・性的な虐待を行ったり、日常の生活で子どもの健康を害する行為をしたり、学校へ通わせないなどの行為を言います。最近、この児童虐待が社会問題化しています。ほとんどの児童虐待は、自宅などの密室で行われており、発見が難しいのが現状です。密室で虐待を受けている子どもたちを救えるのは周囲にいる大人しかいません。「不自然なアザがある」「泣き叫ぶ声が毎日のように聞こえる」など、生活の中で「虐待かな?」と思ったら、ためらわずに児童相談所や福祉事務所へ通告してください。それは児童虐待防止法で定められた義務なのです(もちろん通告した秘密は守られます)。
(5)子ども110番の家
子どもが知らない人に話しかけられたり、不審者に後をつけられたなど、身の危険を感じたときに逃げ込むことができるのが「子ども110番の家」。通学路周辺などの民家、商店などが緊急避難先として、逃げ込んできた子どもを保護し、警察に連絡します。子どもたちに「何かあったらそこに逃げ込んで助けを求めなさい」と教えてあげてください(「子ども110番の家」は在宅時やお店の営業時間内にボランティアとして活躍してくれています。したがって不在のときも考えられますのでふだんから数ケ所の「子ども110番の家」を確認するようにしましょう)。
(6)「出会い系サイト」関係事件から子どもを守る
近年、「出会い系サイト」を利用した児童買春事件や恐喝、強姦などの犯罪が急増しています。「出会い系サイト規制法」ではサイトを利用して児童に性交など相手方になるよう誘うこと、援助交際に誘うことも同様に禁止しています。
地域社会が協力して、子どもが「出会い系サイト」を利用しないための措置をとり、子どもが健全に成長できる環境を整えましょう。
(7)児童買春・児童ポルノから子どもを守る
児童に対する買春などの性的な搾取や虐待から子どもを守るため、児童買春・児童ポルノに関する行為を処罰する規定を盛り込んだ「児童買春・児童ポルノ法」が施行されています。
児童買春の多くはテレクラを通じたもので、インターネット上における児童ポルノの販売なども多く見られます。地域の人々の協力で、子どもを取り巻く風俗環境浄化を進めましょう。

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